ヘッドライトカバー、新設計の箱で30%のコスト削減 YCT FOCUS ON 世界のSDGS 11号 2021-11-2

ヘッドライトカバー、新設計の箱で30%のコスト削減

その顧客はヘッドライトカバーのパッケージを改善したいとスマーフィットカッパへ依頼した。現在のパッケージは品物を四方から保護する構造で、使用する段ボールの量が非常に多い。しかしヘッドライトカバーは上部から落下することは決してないので、カバー部分はそこまで多くの保護は必要ないのだ。そこに梱包用インサート(仕切り)のサイズを小さくするチャンスがあるかもしれない。

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スマーフィットカッパは顧客の協力を得ながらパッケージデザイン再設計プロジェクトを立ち上げた。目的は安全面のリスクを排除し、既存のデザインをシンプルにすることだ。

世界共通の新しい右勝手・左勝手仕様のインサートはBCフルートで作られ、パッケージの頑丈な骨組みを作っている。
ヘッドライトカバーは下部のみが固定され、その下に生じる大きな空間には傷がつきやすいレンズや壊れやすいグリップ部分を格納する。
十分な製品保護を維持しながら、パッケージの材料費は33%、梱包に必要な時間は38%削減することができた。スマーフィットカッパは同様にして5種類のヘッドライトのパッケージを設計し、顧客にとって全体で34%のコスト節減をもたらした。

引用:スマーフィットカッパ ホームページ

“our sustainably designed packaging for headlights led to 30% reduction in both cost and material”