紙器製造 用語集

紙器製造業界で使われる専門用語を解説していきます。随時用語の追加を行っていきます。
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【あ】

  • 圧縮強さ試験:段ボールの硬さを測定する方法です。
  • 打ち抜き加工:抜型を使って、紙や段ボールなどのシートから必要な形状(箱の展開図どおり)に切り抜く加工です。

【か】

  • グルアー:展開図の状態に打ち抜かれた板紙を製函機に通し、糊しろに糊を塗布して折りたたみ、圧着させるプロセスです。

【さ】

  • ストリッピング:打ち抜き後のシートの不要な部分を落とすことを指します。
  • 接着力試験:段ボールの中しんとライナの接着部がどれほど剥がれにくいかを評価する重要なプロセスです。

【た】

  • 貼合(てんごう):二枚以上の紙や段ボールを貼り合わせて、強度を持った1枚の紙にすることです。
  • トムソン加工:紙や厚紙を金型(トムソン型)を用いてプレスし、さまざまな形に抜く加工方法です。

【な】

  • 抜型:紙や厚紙などの材料をさまざまな形状に抜くための金型です。

【は】

  • 破裂強さ試験:流体を用いて板紙に圧力を加えることによって,板紙が破裂するときの強さを測定する方法です。
  • バランス刃:打抜機の下部プラテンのバランスを保つ刃です。
  • ビク抜き:トムソン加工と同じ意味です。
  • ブランキング:打ち抜きされたシートから製品部分を取り出す作業です。

【ま】

  • ミシン罫:切り取りを簡単にするために、細かい穴で切れ目を入れることです。
  • むしり:紙や紙器を打ち抜いた後、不要な部分を分離する工程です。

【ら】

  • リード罫:押罫と切刃が一定のピッチで連続して入っている刃のことです。
  • ロータリーダイカッター:円弧状の抜型を回転させ、段ボールシートを打ち抜く機械です。これにより、高速な打ち抜き加工ができます。