<ダイアライト社>パッケージの標準化でサステナブルにコストカット達成
ダイアライト社(Dialight)はアメリカに本社を置く産業用LED 製品の大手メーカーだ。11㎏以上もあるLED製品には高性能なパッケージが必要だった。 既存パッケージの30%にあたるサステナブルではない梱包を廃止する意図もあり、仕様を刷新することにした。
様々なタイプの緩衝材を減らすことは倉庫スペースの有効活用になるだけでなく、長い組み立て工程によって生じる生産ラインのボトルネック(※1)を解消できる。
スマーフィットカッパはダイアライト社と緊密に連携し、紙ベースでハニカムボードを使用したソリューションを提案した。緩衝材を標準化することで、できる限り多くのLED照明に適合する。組み立ては短時間で簡単だ。そして全サプライチェーンを通じての、完全な製品の保護のために求められる全てのテストをクリアした。
スマーフィットカッパのハニカムソリューションはダイアライト社の目標全てを達成させた。100%リサイクル可能でサステナブル、埋め立て地行きのゴミを1つも出さない、カーボンフットプリント(※2)も最小だ。単品管理が必要な緩衝材が大いに削減され、在庫数も同様に減った。倉庫スペースの有効活用も合わせて、年間4万ドル以上(500万円以上)のコストカットを実現した。
(※1)物事の進行の妨げとなるもの。
(※2)カーボンフットプリント(Carbon Footprint of Products):
商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算して、商品やサービスに分かりやすく表示する仕組み。環境負荷を定量的に算定できる。
引用:スマーフィットカッパホームページ
“How standardising Dialights packaging reduced costs by $41,000 per year”