RSPとは
枚葉オフセット印刷機が加工機に変身!印刷胴またはニス胴を改造しなくても使用できます。
RSPインラインシステムとは
RSPインラインシステムは印刷工程でこれらの後加工を同時に仕上げる技術で、5,000システム以上が稼動しています。
RSPシステムの加工は紙がブランケット胴と圧胴の間を通過する際に行われ、印刷時と同様に毎時最大18,000枚のスピードで機械を稼動させることができます。
RSPインラインシステムでは、ブランケット胴にベースプレートと呼ばれる樹脂プレートを装着します。ベースプレートは、加工に使用する刃材を取り付ける基盤の役割を果たします。
圧胴にはステンレス製の圧胴保護ジャケットを取りつけ、傷がつくのを防ぎます。
RSPの意味は
ドイツ語の頭文字を組み合わせた言葉です。つまり・・・
- R (Rillen):スジを入れるための溝をつける
- S (Stanzen):カッティングする
- P (Perforieren):ミシン目を入れる
特 長
- 簡単かつ比較的低コストで、お手持ちの印刷機が後加工機としてお使いいただけます。
- 筋入れ・カッティング・ミシン目入れが、オペレーターを増員することなく短い時間で行えます。
- 専用の機械も必要なく、また印刷機自体の改造も不要です。
- 機械への取り付けは簡単です。習熟すれば15分から20分程度で取り付け可能です。
- 取扱いも簡単です。打抜機を動かすための専門知識は必要ありません。
- 外注加工費の削減、移動時間・在庫時間の合理化で、納期短縮が可能になります。
- RSPインラインシステムで商品レンジが広がります。加工の選択肢は広く、ダイレクトメール(返信用はがき)や広告のクーポン券、化粧品のラベルなど、様々な用途開発が進められています。